Christmasアイリッシュハープコンサート vol.4

Christmasアイリッシュハープコンサート vol.4

日時:2019年12月21日(土)18:00~ 場所:ヴィ・マエストロ 出演:梶伸子(アイリッシュハープ) エンヤやケルティックウーマンなどのアーティストたちの活躍もあり、日本でも広く知られるようになったケルト音楽で楽しむクリスマスコンサートを開催いたしました。 ケルト音楽を奏でる楽器と言えば、フィドル(ヴァイオリン)、ティンホイッスル(ブリキや真鍮、プラスチックといった安価な素材で作られていることが大半)、バグパイプ、そしてアイリッシュハープなどがあります。 アイリッシュハープの哀愁を感じさせる柔らか... Read More

アイリッシュハープと過ごすChristmas Night

開催日:2018年12月22日(土) 場 所:ヴィ・マエストロ 出 演:梶伸子 一口に「小型ハープ=アイリッシュハープ」といってもたくさんの種類があり、メーカによって弦の張りや本数、大きさ、重さ、音色など様々で、音域もさまざまです。しかし、種類は違っても、大変優しく、癒される音を奏でる楽器であることは共通しています。抱えて演奏するため、弾いているハープの響きが身体中に振動となって、伝わります。リラックスでき、大変心地がよいです。 梶伸子さんが演奏するアイリッシュハープは小型で高さは80センチ弱、22弦の「... Read More

源氏物語54帖の響- 文字の源氏を音の源氏へ -

源氏物語54帖の響- 文字の源氏を音の源氏へ -

2018年5月13日(日) 渋谷セルリアンタワー能楽堂 遠藤征志ピアノリサイタル 源氏物語54帖の響 Vol.1   御簾越しに見る世界、その深遠、神秘、計り知れない王朝絵巻が、ピアニスト遠藤征志さんの手により音となって、御簾を通り越して届きました。平安時代の王朝人の息遣いを肌で、耳で感じました。音の世界ですが、静寂という表現がふさわしい舞台でした。   甘美、ふくよか、深い音色、低音の力強さ、遠藤征志氏の体から生まれるベーゼンドルファーの響きが登場する女御たちの複雑な内面を浮かび... Read More

オペラ[演奏会形式]万葉集 明日香風編

オペラ[演奏会形式]万葉集 明日香風編

作曲:千住明 台本:黛まどか 指揮:大伴直人 額田王:盛田麻央(ソプラノ) 鏡王女:金子美香(メゾソプラノ) 中大兄皇子/天智天皇:又吉秀樹(テノール) 大海人皇子/天武天皇:原田圭(バリトン) 管弦楽:東京交響楽団 合唱:八王子クリンゲンコア 茜さす 紫野(むらさきの)行き 標野(しめの)行き 野守(のもり)は見ずやな 君が袖振る 学校の古文でも習う額田王の和歌です。「あかねさす」は紫にかかる枕詞、品詞分解して〇段活用とか連用形とか未然形とか、今ではすっかり忘れてしまった文法を言葉のみですが懐かしく思... Read More

都響プロムナードコンサートド ヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調

都響プロムナードコンサートド  ヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調

指揮者準・メルクル氏が指揮台に上がったとたん、サントリーホールを繰り返し波打つかのようなメロディが満たしました。メンデルスゾーンの序曲《フィンガルの洞窟》です。指揮者登壇と演奏の始まりが同時で、その不意打ちに一瞬戸惑い、次の瞬間、音の波に包まれる感覚となり、音楽に酔うとはこのことかと、演奏そのものよりしばらくはこの状態にいることに気持ちが傾いていました。これは初体験。メルクル氏はプログラム通してすべてそうでした。 フィンガルの洞窟は連なる柱状節理の壁、アーチ状になった天井が天然の大聖堂と称せられるそうで、... Read More

野鴨の家新春ライブ

日時:2018年1月14日(日)ランチタイム12:00~13:30 ライブ13:40~15:40 場所:野鴨の家 出演:華岡将生(フルート) 八木美恵子(キーボード)                   ジャズ通はもちろん、ジャズ初体験の方にも楽しんでいただこうという欲張り企画、題して「華岡将生&八木美恵子ソフト・ライブ・コンサート」を京王八王子駅から徒歩1分でドアの前に立つことができる野鴨の家と夢空間La Mus... Read More

アイリッシュハープ クリスマスコンサート

年月日:2017年12月23日(土) 場 所:ヴィ・マエストロ 出 演:梶伸子 アイリッシュハープ奏者梶伸子さんは学生時代、英語の先生にクリスマスの大切な三つの言葉として教えられたのは「Loving(愛する)」「living(生きる)」「Sharerinng(分かち合う)」だそうです。天から舞い降りてくるかのように感じるアイリッシュハープの音色に耳を澄ますうちに、この三つの言葉を知らないうちにこの三つの言葉を纏って、優しい空気を醸す集団が生まれていたように思います。     &nbs... Read More

テノールの競演~オペラとカンツォーネの夕べ~

年月日:2017年11月26日(日) 場 所:アルテリーベ東京 出 演:古橋郷平(テノール)高柳圭(テノール)比留間千里(ピアノ)ゲスト:盛田麻央(ソプラノ) プログラム 第1部 私の太陽                    ディ・カプア オペラ「ルイザ・ミラー」より 穏やかな夜    ヴェルディ オペラ「アルルの女」より フェデリーコの嘆き  チレア オペラ「トスカ」より 星は光りぬ        プッチーニ オペラ「カルメン」より 手紙の2重唱      ビゼー オペラ「椿姫」より なんという顔色... Read More

代官山猿楽祭2017『Gent@rrabbiata』

2017年10月9日(月)ヒルサイドプラザ 佐藤望(バリトン) 野村洋光(バリトン) 高柳圭(テノール) 後藤春馬(バス) 中山博之(ピアノ)     代官山駅から旧山手通りに出て、猿楽祭の出店を覗き、ボルゾイ4頭と出会い(昨年も会った。高貴な姿、フレンドリーな性格に魅了されます)、ヒルサイドプラザで祭りの一環として開かれた『Gent@rrabbiata』、男性ソリスト4人が中山博之氏(ピアノ・作曲)とともに繰り広げるパワフルな男たちの舞台に行きました。猿楽祭でのこのコンサートは今年で... Read More

都響ハイドンオラトリオ《天地創造》

都響ハイドンオラトリオ《天地創造》

9月11日サントリーホール 指揮/大野和士 ソプラノ/林正子 テノール/吉田浩之 バリトン/デートリッヒ・ヘンシェル 合唱/スウェーデン放送合唱団   『敬虔な宗教的感動も、五感を刺激するような目くるめくスペクタクルも、さらにはオーケストラの魅力も声楽の素晴らしさも同時に体験できるハイブリッド・ジャンル』(出典:月刊都響2017年9・10月月号)この文章が9月11日のコンサートの様子を余すところなく伝えています。 カトリックでもプロテスタントでもなく、家の宗派は仏教に属するとはいうものの、日常生... Read More