アイリッシュハープ クリスマスコンサート

年月日:2017年12月23日(土)

場 所:ヴィ・マエストロ

出 演:梶伸子

アイリッシュハープ奏者梶伸子さんは学生時代、英語の先生にクリスマスの大切な三つの言葉として教えられたのは「Loving(愛する)」「living(生きる)」「Sharerinng(分かち合う)」だそうです。天から舞い降りてくるかのように感じるアイリッシュハープの音色に耳を澄ますうちに、この三つの言葉を知らないうちにこの三つの言葉を纏って、優しい空気を醸す集団が生まれていたように思います。

 

 

 

 

 

 

 

当日のプログラム

【ちいさなハープのクリスマス】

ブライアン・ボルー・マーチ
諸人こぞりて
クリスマスソングメドレー
The first Noel
クリスマスおめでとう ロマンティックversion
アメイジンググレース
The Rose

【歌と共に】

ロバのクリスマス
ジングルベル
きよしこの夜
世の人忘るな
諸人こぞりて
赤鼻のトナカイ
シチリアーナ
ジュピター

【アンコール】

主よ人の望みの喜びよ

 

曲の合間に挟まれる梶伸子さんのお話は音楽のお話、現代社会に潜む不確かさ、最近のトピックスなど多岐にわたる内容でした。その中でも中心になったのがクリスマスになぞらえて、雪、星、明かりの『キラキラ』(暮らしの中の輝き)がキーワードとして取り上げられました。また、情報ネット網が発達した今だからこそ自分の感覚を研ぎ澄ます、信頼する『静かな時間を持つ』提案もありました。それはアイリッシュハープの音色同様、優しく一人一人の気持ちにしみ込んだのではないかと思いました。

コンサート終了後、アイリッシュハープを弾く体験も行われました。希望された方は初めはこわごわですが、ご自身の爪弾きで生まれる響きに魅せられるのか、いつまでも放したくないという思いに駆られているのではないかと思わせる様子が見て取れました。ハープに抱え込まれている感覚になったのかもしれません。

 

お食事タイム

耳と気持ちは演奏に集中しているはずなのに、鼻がソムリエ原岡さんが準備している食事の良い香りに向いてしまう、そんな葛藤の後にお食事タイムが始まりました。「美味しいからワインを追加注文!」など明るい声も飛び交い、隣り合わせた方との会話も弾むいつもながらの和やかな時間が流れました。

メニュー *匂いに負けて、食べることにしか気持ちが向かず、今回は写真を撮り忘れてしまいました

ピクルス

エビと赤かぶのマリネ

スモークサーモンのモツァレラ巻き玉ねぎピクルス添え

鶏肉塩麴焼き

ポークときのこのソティ

サンドウィッチ(卵&ハムレタス)