おやつはふかし芋という時代。?????????????????????????????????????????????????????????????????????? 
おやつに“黄味しぐれ”が食べたいと訴えたことがあった。
名前を知るはずもなく、どんなお菓子か上手く説明もできない。
仕方ないので、泣いて訴えた。結局願いは叶わなかった。
幼稚園に行く前の話。どのような状況で上品な和菓子を望んだのか、また、望む機会に出会ったのかは記憶から消えている。その時、下駄を履いていたことは覚えている。
言葉を知らないと希望は叶えられないと悟った瞬間だった。
?人は無意識に記憶を作り変えながら生きている。というが、この記憶は折々によみがえり、いつでも同じ内容。あれほど強く望んだ“黄味しぐれ”だったが、今は何と思うこともない。嗜好が変わることだけは確か。(文責:M・O)
お姫様に命を受け、、、女王様に刺される・・・・
??? 一年で最も庭が華やかになるこの5月、優雅な甘い香りに目覚めを促される。傍らにはロイヤルミルクティー。というのは夢の中の話。
目覚めを促すのは家人の「庭仕事開始」という一言。枝にはさみを入れ、風に倒された鉢を起こして支柱を結ぶ。
夢中になって行った仕事の報酬は傷だらけの手に貼るばんそうこう。
薔薇は人間の都合などどこ吹く風。5月の風をいっぱいに吸い込み美しく咲く。かぐわしいその香りを携えた姿は女王の名にふさわしい。
次から次へと私に手入れの指示を出す家人は姫の名にふさわしい。個人的希望はともかく、手際よく仕事をこなす。これ、男子の本懐。
(文責:M・S)

三年前、6月初旬、ドイツ各地で行う合唱交流10日間の旅におまけとしてついて行った。各地で合唱祭に参加したり、ホームパーティーならぬ村総出パーティーに招かれたり、歴史を肌で感じたり、もちろんビールを楽しんで、気持もお腹も大満足した旅をした。
ベートーベンハウスを訪れた。仰々しい看板もなく、見過ごしてしまいそうなたたずまい。足を踏み入れると18世紀後半の空気に体が包まれ、ベートーベンの息づかいを手にした。
数多くの曲に満ちていると実感し、レオノーレ序曲第三番が体の中に響き、かの作曲家と対話している気分になった。なぜこの曲が響いたかは自分でもわからない。
併設されているショップでベートーベンも弾いたビオラの鉛筆を購
入。鉛筆を入れてもらった紙袋(右写真)にはサインとピアノソナタ「月光」の第三楽章が印刷されていた。捨てられない。
行かないとわからないことがたくさんあると今更ながらに確認する旅でもあった。
6月始めはホワイトアスパラガスシーズンまっただ中。そのおいしさにノックアウトされた。
これも行かなければわからないことだった。(文責:M・O)

猫に怒ることはなくても人間相手には怒ってしまう。右表のイラストを見た途端、笑ってしまった。特に最大の怒りレベルの表情。自分の正しさを示すために怒りという手段を使って伝えようとするわけだが、相手に伝わるのはこの表情だけなのだ。伝えるのは別な方法がいいなと思った。
???????????????????????????????????????※資料? 2013年9月9日 読売新聞朝刊
?とはいうものの、そう簡単には収めることができない怒り、同じ読売新聞2014年1月16日に次のような記事があった。
“腹が立った時の主なアンガーマネジメント”
・何も言い返さずに、6秒間じっとして怒りをやり過ごす
・自分で変えられることか、変えられないことかを見分ける
変えられるなら努力し、変えられないなら受け入れる
・「大したことはない」など、心を落ち着かせる言葉を自分に投げかける。
さて、実行できるだろうか。(文責:M・O)
“猫は忙しい”
起きては“殿”の楽譜チェックに間違い
がないかチェックする。
他に何があるかって?、いろいろある。
ベランダの鉢植えは葉っぱが伸びすぎ
ないようにカットする。
家人の手間を省くため、全身を使って
ベランダ掃除をする。
隣家のベランダに異常がないか覗き込む。
まだまだ言えばきりがなく仕事がある。
?
寝ているばかりじゃないかと言われ
るが、ソレハチ・ガ・ウ。
寝ていても“ネコの手”を 借りたい家人
のために手だけは出して準備している。
とにかく、猫業はイ・ソ・ガ・シ・イ。
猫の手を借りたいかはさておいて、彼らの行動一つ一つに心が緩む。猫が悪さをしても、言うことを聴かなくてもなぜ腹が立たないのだろ。
(文責:M・O )

石の上にも何とやら・・・。とふと立ち止まり、ブログという新しい空間での交流にも仲間入り。見果てぬ夢を追いかける者、夢実現のため現実との調整に力を注ぐ者、そしてご意見番。この3人がブログの書き手。さて、さてどうなることやら。ちょっとおすまし?した初回。これからお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
?蓄音機をのぞき込むようにして首をかしげるビクターの犬。子供のころの音楽の記憶はこの犬とA・トスカニーニの写真。どういうわけかオールドパーのチョコレート色の瓶がここに加わる。クラシックという言葉も知らず、音楽といえば交響曲やさまざまな協奏曲と思っていた時代。語り出すと止まらなくなる遠い昔の記憶の数々。
そういう時代を経て今、「日常生活の隣に音楽の別天地を作り出したい」と夢空間La Musicaを立ち上げ、3年目。突っ走ったものだとちょっと肩をすくめる今日この頃。

コンサートは区切られた空間でその醍醐味を存分に味わう。演奏者の息づかいがわかる醍醐味は身も心もスカッとし、音の余韻が体を駆け巡る。終了後に酌み交わす杯、会話、そして興に乗って繰り出す演奏がまたコンサートの後書きに華を添える。どうしても手放すことができない「静の楽しみ」

「動の楽しみ」と言えば山登り。こちらは限りなく解放された空間でその醍醐味を存分に味わう。写真は先日登った高尾山。「日常生活のすぐ隣にある自然」を満喫できる貴重な山。
(文責:M・O )???