下記コンサートちらしの書きだしを読んだら足を運ばずにはいられません。
『ウィリアム・シェイクスピアの戯曲は、後世の作曲家たちの創作の源となりました。それゆえ、文学と音楽の関係に造詣が深い大野にとっても、とりわけなじみの深い劇作家。大野自らが選曲したこのコンサートは、2016年に没後400年を迎えたシェイクスピアへのオマージュであり、オーケストラで聴くドラマという趣向です』
もう一つ、足を運ばずにはいられない理由はプログラムに『ハムレット』より「私も仲間に入れてください」(オフィーリア狂乱の場)があったこと... Read More
石鍋香代子氏による19世紀フランスのロマン主義文学、音楽の状況を踏まえて、アレキサンドル・デュマ・フィス作「椿姫」、これをもとに作られたG.F.F.ヴェルディ作曲「ラ・トラビアータ(椿姫)」に焦点を当てたレクチャーと「ラ・トラビアータ(椿姫)」オペラコンサートに行ってきました。会場はサントリーホール小ホール。当日、大ホールはコバケンこと小林研一郎氏指揮の日本フィルハーモニー楽団のコンサートでした。
音楽を聴く機会はたくさんありましたが、作品の成り立ち、時代背景を詳しく知る機会は今までになく、レクチャーはた... Read More
国立音楽大学大講堂で行われた国音楽大学大学院オペラ公演、創立90周年を記念した今年の演目はスペインの伝説上の放蕩貴族、ドン・ファンを題材にしたW.A.モーツァルト作曲、歌劇「ドン・ジョヴァンニ」。2日間に渡って行われる公演は、かつてここで学んだ先輩男性陣と大学院2年在学中の女性陣の組合せで行われた。
自分のワクワクとほどよい緊張を観客と共有しようとするかのような男性陣の演奏と演技に、乗せられる快感に身をゆだねる。
音楽家としてのデビューを間近にした女性陣の初々しく、真摯な演奏と演技に、これから出会うであろ... Read More
代々木上原にあるムジカーザでのコンサート形式の魔笛は限られた空間を逆手にとって魅力ある演出がそこここに感じられ、観客も舞台の一員かと思える公演でした。
以前、新国立劇場の裏側を見学する機会がありました。そこで裏方さんの仕事のこと、舞台装置のこと、大道具の搬出搬入、保管などなど、オペラ公演を支える様々な仕組み、人間の働きについても話を聞きました。高いチケット代の内訳の一端を改めて確認し、仕方ないと思う気持ち、そうは言っても、その値段では気軽には足を運べないなと下を向いてしまう気持ちが相半ばしました。
比較的... Read More
2ヶ月に1度開かれる八王子消化器病院ロビーコンサートは毎回入院中の方、近隣の方でロビーは埋め尽くされます。ロビーコンサートとはいうものの、できる限りの設えをされる病院スタッフ、音楽家のコンサートに対する愛情と入院患者の方々、お客様を思いやる姿に心地よさを感じます。今年になってロビーコンサートを知り、通い始めたばかりのわたしは9月末第84回ロビーコンサートで雅楽に始めて出会いました。今回で雅楽は14回目と知り、ロビーコンサート当初から雅楽が組み込まれていたのかと八王子消化器病院の人脈の広さに驚きました。
出... Read More
京王高尾線山田駅近くのロゴス教会をお借りして、コンサートを始めて今年で5年目を迎えました。夢空間La Musicaのコンサートは身近なところで、日常の一コマで音楽を楽しむことをコンセプトとして掲げています。今年になり、高尾駅南口のバスロータリーに面した珈琲&ワインダイニング「ヴィ・マエストロ」との協働が始まり、このコンセプトを実現する場が新たに一つ加わりました。ここでは食事付きコンサート、桂右團治師匠の定期落語会を開催します。
10月2日(日)バスクラリネットランチタイムコンサートを開催いたしました。プロ... Read More
Project Weaversのお二人、佐藤公淳(サックス&フルート)&ケビン・マキュー(ピアノ)にシンガー、エリー・リャオさんが加わったライブ.。耳も心持ちも身体も大人の遊びを堪能。場所はJR中野駅北口から迷わなければ3分ほどのところにあるBra Caravin。静かで温かな照明、無垢材のカウンターと低めの椅子とテーブル、背後の本棚としつらえはここだけ別世界かと思うオーセンティックバー。訪れたのは2回目、初回は駅近と高をくくっていたらたどりつけず、お店の方に電話で2回も問合せをする羽目となった。中野駅北... Read More