今年はきっぱりあきらめる、英断(?)が今は必要だろうか、、、
と逡巡していた「燃える男たちの饗宴」(11月21日予定)を出演予定の音楽家たちと悩み、断腸の思いで中止の決断をするに至りました。
舞台に立つこと、観客を目の前に演奏すること、は音楽家の命にもつながるものと思うと観客の無念、企画者の無念とは別次元の無念さがあると想像します。
夢空間La Musicaは「今日、ここに来てよかった」と感じていただけるコンサートを作る活動を続けます... Read More
世の中には煩わしいこと、辛いことが案外多く、住みにくいと感じることが多いものです。
住みにくさが成長の要因ともいえますが、この煩わしさからいっとき解放され、美しい世界でくつろぎ、命の洗濯をしたいと誰でも思います。
その拠り所の一つが音楽、絵画、芸能など芸術分野です。
芸術に不要不急というレッテルは似合いません。
しかし、誰もが一度ならず口にする「こんなことが起こるとは思ってもみなかった」状態が新型コロナウィルスによってもたらされ、あっという間に芸術は消えてしまいました。
気品... Read More
日時:2019年12月21日(土)18:00~
場所:ヴィ・マエストロ
出演:梶伸子(アイリッシュハープ)
エンヤやケルティックウーマンなどのアーティストたちの活躍もあり、日本でも広く知られるようになったケルト音楽で楽しむクリスマスコンサートを開催いたしました。
ケルト音楽を奏でる楽器と言えば、フィドル(ヴァイオリン)、ティンホイッスル(ブリキや真鍮、プラスチックといった安価な素材で作られていることが大半)、バグパイプ、そしてアイリッシュハープなどがあります。
アイリッシュハープの哀愁を感じさせる柔らか... Read More
開催日:2018年12月22日(土)
場 所:ヴィ・マエストロ
出 演:梶伸子
一口に「小型ハープ=アイリッシュハープ」といってもたくさんの種類があり、メーカによって弦の張りや本数、大きさ、重さ、音色など様々で、音域もさまざまです。しかし、種類は違っても、大変優しく、癒される音を奏でる楽器であることは共通しています。抱えて演奏するため、弾いているハープの響きが身体中に振動となって、伝わります。リラックスでき、大変心地がよいです。
梶伸子さんが演奏するアイリッシュハープは小型で高さは80センチ弱、22弦の「... Read More
2018年5月13日(日)
渋谷セルリアンタワー能楽堂
遠藤征志ピアノリサイタル 源氏物語54帖の響 Vol.1
御簾越しに見る世界、その深遠、神秘、計り知れない王朝絵巻が、ピアニスト遠藤征志さんの手により音となって、御簾を通り越して届きました。平安時代の王朝人の息遣いを肌で、耳で感じました。音の世界ですが、静寂という表現がふさわしい舞台でした。
甘美、ふくよか、深い音色、低音の力強さ、遠藤征志氏の体から生まれるベーゼンドルファーの響きが登場する女御たちの複雑な内面を浮かび... Read More
作曲:千住明
台本:黛まどか
指揮:大伴直人
額田王:盛田麻央(ソプラノ)
鏡王女:金子美香(メゾソプラノ)
中大兄皇子/天智天皇:又吉秀樹(テノール)
大海人皇子/天武天皇:原田圭(バリトン)
管弦楽:東京交響楽団
合唱:八王子クリンゲンコア
茜さす 紫野(むらさきの)行き 標野(しめの)行き 野守(のもり)は見ずやな 君が袖振る
学校の古文でも習う額田王の和歌です。「あかねさす」は紫にかかる枕詞、品詞分解して〇段活用とか連用形とか未然形とか、今ではすっかり忘れてしまった文法を言葉のみですが懐かしく思... Read More
指揮者準・メルクル氏が指揮台に上がったとたん、サントリーホールを繰り返し波打つかのようなメロディが満たしました。メンデルスゾーンの序曲《フィンガルの洞窟》です。指揮者登壇と演奏の始まりが同時で、その不意打ちに一瞬戸惑い、次の瞬間、音の波に包まれる感覚となり、音楽に酔うとはこのことかと、演奏そのものよりしばらくはこの状態にいることに気持ちが傾いていました。これは初体験。メルクル氏はプログラム通してすべてそうでした。
フィンガルの洞窟は連なる柱状節理の壁、アーチ状になった天井が天然の大聖堂と称せられるそうで、... Read More
日時:2018年1月14日(日)ランチタイム12:00~13:30 ライブ13:40~15:40
場所:野鴨の家
出演:華岡将生(フルート) 八木美恵子(キーボード)
ジャズ通はもちろん、ジャズ初体験の方にも楽しんでいただこうという欲張り企画、題して「華岡将生&八木美恵子ソフト・ライブ・コンサート」を京王八王子駅から徒歩1分でドアの前に立つことができる野鴨の家と夢空間La Mus... Read More
年月日:2017年12月23日(土)
場 所:ヴィ・マエストロ
出 演:梶伸子
アイリッシュハープ奏者梶伸子さんは学生時代、英語の先生にクリスマスの大切な三つの言葉として教えられたのは「Loving(愛する)」「living(生きる)」「Sharerinng(分かち合う)」だそうです。天から舞い降りてくるかのように感じるアイリッシュハープの音色に耳を澄ますうちに、この三つの言葉を知らないうちにこの三つの言葉を纏って、優しい空気を醸す集団が生まれていたように思います。
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年月日:2017年11月26日(日)
場 所:アルテリーベ東京
出 演:古橋郷平(テノール)高柳圭(テノール)比留間千里(ピアノ)ゲスト:盛田麻央(ソプラノ)
プログラム
第1部
私の太陽 ディ・カプア
オペラ「ルイザ・ミラー」より 穏やかな夜 ヴェルディ
オペラ「アルルの女」より フェデリーコの嘆き チレア
オペラ「トスカ」より 星は光りぬ プッチーニ
オペラ「カルメン」より 手紙の2重唱 ビゼー
オペラ「椿姫」より なんという顔色... Read More