今日が一番若い日 — ことば&リーディング —

今日が一番若い日

日時:2020年11月22日(日)14時開演

出演:おなかのへるヴォイストレーニングの会

構成:石鍋多加史

演奏:木藤舞音(Ff)

会場:巣鴨地域文化創造館

 

70代、80代の方のご活躍されている会でした。

人生100年時代は自分を楽しませ、人を楽しませる

暮らしをしたいものです。

 

花森安治さんの「戦場(抄)」には心を打たれました。

そこに描かれる東京の惨状と朗読される方の

体験した戦争が重なり、戦争の理不尽を体の芯で

受け止めました。

浅学菲才な私は東京大空襲で亡くなられた方は

「焼死者」であり、「戦死者」とは呼ばない。と、

初めて知りました。

死んだ男の残したものは

谷川俊太郎の作詞、武満徹の作曲が

頭の中で流れました。

 

初めてJR巣鴨駅から離れた巣鴨地蔵通りを歩きました。

JR巣鴨駅近くの地蔵通りの喧騒はなく、

店舗をのんびり眺め、ぶらりぶらりしました。

ぶらりぶらりしただけではなく、ご自身でデザインされた洋服を置く

はればれ堂」で洋服を購入。

会話も弾む楽しい買い物。

 

路地を入ったところにある「洋食小林」で

時間外にもかかわらず、

スコッチエッグ持ち帰りをお願いし、

快諾いただいた。

洋食小林では落語会も行われると知り、

伺う機会を作ろうと思った。

 

いろいろなお店を覗いて買い物する、会話する、こんな風景が

日常の暮らしからなくなっていると気づいた。

この会が巣鴨の地蔵通りであったから体験できた

楽しいひと時だった。

駐車料金2600円は高いなあ。

4時間20分楽しく過ごしたから仕方ない、と納得。。。

 

この会を指導されている石鍋多加史さんと出会い、夢空間La Musicaは「ことばと出会う音楽会

と銘打って毎年コンサートを企画することになりました。

本年は5月30日(土)に予定しておりましたが、コロナ禍で中止いたしました。

来年5月8日(土)開催を予定しています。

 

連休2日目はこうして終わりました。