高尾倶楽部のあとがき

マエストロDE落語「桂右團治落語会」第四回

マエストロDE落語「桂右團治落語会」第四回

高尾倶楽部『マエストロDE落語 桂右團治落語会第4回』を開催しました。演目は「時そば」「二番煎じ」の二席でした。 “まくら”に江戸の時刻の数え方が語られ、知っているようで細かくは知らなかった〈丑三つ〉の解説に納得したり、〈四つ〉の次がなぜ〈九つ〉かは謎だと知り、これから噺の展開はいかに、と前のめりになるところでおもむろに蕎麦屋が登場し、[時そば]が語られ始める。多くの方が知っている噺「時そば」も“まくら”の組み立てによって〈落ち〉の味わい方は千差万別。 経営者と従業員の話が〈まくら〉となった「二番煎じ」は... Read More