市村正親さん(テビエ)、鳳蘭さん(ゴールデ)の屋根の上のバイオリン弾きを
日生劇場で堪能した。
生きていくための「しきたり❕」響いた。
自分たちのことを「屋根の上のバイオリン弾きみたいなものだ」と語るこのセリフは
今の私たちも同じだ、とその心を噛みしめる時間にもなった。
出演者全員、素晴らしかった。歌もダンスもとてもよかった。
ダンスの切れの良さと芸術性に見惚れた。
舞台の隅々まで神経が行き届いた作品だった。
「ことばと出会う音楽会」にご出演いただいている
石鍋多加史さん(本屋アブラム)の台詞の切れの良さ、動きの美しさ、優しさに感銘。
市村正親さんだからこそのテビエの愛と滑稽、
鳳蘭さんと言えば”華やか”がピタッリと思いきや、どっしりと構えたゴールデ
お二人のコンビの妙が舞台を味わい深いものにしていた。
屋根の上のバイオリン弾きと言えば森繁久彌。
私が持つ強烈なイメージだった。
【時を経ての再会】
2018年12月、家族が所属する男声合唱団東京リーダーターフェル1925の
定期演奏会で衝撃的な再会をした。
それは朗読付き屋根の上のバイオリン弾きメドレー。
この時、朗読の醍醐味ここにあり❣と確信した。
打ち上げでこの朗読者、石鍋多加史さんを捕まえ、
深く感動したこと、どこに魅せられたのか、
朗読の本質を、その滋味、遊びを八王子でも広めたい、
等など、語り尽くし、誕生したのが
【夢空間La Musicaの新時代幕開け】
屋根の上のバイオリン弾きは夢空間La Musicaに新しい時空を生んだ。
「ことばと出会う音楽会」、昨年はコロナ禍で
中止、今年は、、、
工夫をして公演を実現させたい、させる。
開催予定日時:2021年5月8日(土)14:30開演/14時開場
会 場:ロゴス教会