チェロとピアノの対話

◆開催日:平成26年9月27日(土)14:30~16:35

◆場     所:日本基督教団ロゴス教会

◆出演者:佐藤智孝(チェロ)、児玉さや佳(ピアノ)

  チェロとピアノのささやきに気づいた秋空が、季節の訪れを教えにひとすじ吹いてゆきました。その秋風にのって二つの音色はますます響きあい観客ひとりひとりを包み込むように拡がり、まるでたった一人で二つを独占するかのような、ゆったりと贅沢な時が流れました。

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夢空間20回目となる今回は、夢空間LaMusicaに4回目の登場となる佐藤智孝さん、児玉さや佳さんとの「チェロとピアノの対話」でした。

第一部ではピアノによる独奏を、第二部ではチェロが加わりまさしく対話のような演奏が繰り広げられました。作曲者のこと曲の成り立ちやお話などを交え、ゆったりとした空間を楽しみました。

 

休憩時間とコンサート終了後に提供された”磯沼牧場”の牛乳と飲むヨーグルトは大好評で用意したすべてがあっという間になくなりました。お帰りに牧場に寄られてチーズを購入された方もいらっしゃり、これも嬉しいことの一つでした。

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皆様よりたくさんのご感想をいただきました、いくつかをご紹介させていただきます。(一部抜粋をさせていただいております。)

音楽はその人の感性と記憶力、集中力がすべてでしょうか、改めて彼女の持つ能力の無限さを感じました。佐藤さんのチェロ、伸び伸びと草原を吹き渡る風のようで、彼の持つ人間性がもろにあらわれてこれも何とも表現ができない演奏でしたね。2回目のチェロという楽器に直面し、この楽器の素晴らしさと彼に惚れました。短い時間で演奏者とのコミュニケションもできずに帰ってきてしまいましたが真に残念、また次の機会があればいろいろ聞いてみたいと思います。

(次の機会?もちろんあります。次はどうぞたくさん聞いてみてください、お待ちしております。

:夢空間より)

静かな雰囲気で落ち着けた。
心のこもった演奏に感動しました、お二人とも演奏前後と演奏中では別人のような魂が込められた感じがしました。

(鍵盤に、絃に触れた途端スイッチが入る。このような演奏家が皆様のすぐ近くにもいらっ

しゃいます、音楽とは奥が深いものですね。:夢空間より)

即興演奏の“滝”は水飛沫が飛んでくる様子や大量の水が流れる様、滝壺から響く轟音が聞こえてくるようでした。チェロの生音いいですね、チェロの音は大好きです。いろいろな技法でチェロでこんな音や表現ができるのですねー。素晴らしかったです。

(目の前で生音、夢空間でしか味わえません、どうぞこれからもお楽しみに。:夢空間より)

などなどたくさんのご感想、ご意見をお寄せいただきました、一つ一つの言葉が演奏家を励まし、力となります、また、夢空間にとりましても貴重なお言葉としてこれからの活動に励んでまいります、ありがとうございました。