景絵(ひかりえ)―見えない私が見る世界― セアまり
開催期間:2020年11月12日(木)~17日(火)
開催場所:gallery路草
人との出会いは優しくも、力強い刺激を与えてくれます。
セアまり(浅野麻里)さんとは出会った瞬間に、
秒速で友達の域に入り込みました。
出会いの神様(いるのかな)に感謝の言葉をつぶやきました。
私の世界が一気に広がりました。
人間性に深みが出たのではないかと過信してしまうほど
世界が広がりました。
「障害」の捉え方が180度変わりました。
その人の特徴の一つと考えるようになりました。
適切な心くばりとは人と真っ直ぐ向き合い、
気持ちにブレーキを掛けないことじゃないかと思うようになりました。
今般開かれた展覧会は日頃まりさんから話として聞いていた幻視を
目で見る機会となりました。
私の想像をはるかに超えた芸術でした。
私は鑑賞する立場で、素晴らしい芸術と思いましたが、
まりさんが「シャルル・ボネ症候群と共に暮らすのはとても疲れる」と言われるこの「疲れる」は
尋常な疲れではないことも理解できました。
セアまり(浅野麻里)さんご自身の日々の暮らしが社会貢献そのものです。
盲導犬啓発活動、絵本作家、フリーダイバー、犬・猫保護活動、
そして今回のシャルル・ボネ症候群を紹介する展覧会、
出会った人たちといつでも、どこでも、精力的に、誠実に、本音を話をする姿には
彼女の愚直だけど、夢を持ち続け、前進する意欲が溢れています。
この展覧会をきっかけに、シャルル・ボネ症候群が広く認識されること、
各方面の専門家の理解も進むことを願って止みません。
セアまり(浅野麻里)さん紹介記事、展覧会紹介記事はこちらからご覧ください
毎日新聞
『「私だけではもったいない」シャルル・ボネ症候群の「幻視」を絵に東京で展覧会』
yomi.Dr
『見えない私が見る世界・・・美しくも不思議な幻視の展覧会』