語りと音楽の会

日時:2022年5月1日(日)15時開演

場所:小金井宮地楽器ホール(小ホール)

主催:語りと音楽の会 ともだちや

 

 

ちらしの「ごあいさつ」に惹かれた

どんな意図で企画したのか、

なぜその楽器を使うのか、

会場に足を運ぶとどんな世界を見ることができるのか、

がわかるごあいさつに引き付けられた。

表面のデザインにも惹かれた。

 

 

語りと音楽の会 ともだちや2022春の公演

宮澤賢治 白い話 黒い話

語りは言うまでもないことだが、

集った音楽家、作曲者小内將人氏に魅せられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともだちや公演は初体験。

ちらしの文言に魅せられて

期待度大で座席に座った。

始まってみたら、

期待を大きく越えていた。

まだまだ知らない世界がある。

「プロの演奏でどのような豊かな音楽を奏でるか」

このちらしにあった文言を、

聴いて、そういうことかと感じ入った。

次回公演を楽しみに待ちたい。

 

 

白い話「水仙月の四日」

リードオルガンと笙。

面白い。

幻想的なリード楽器の音色が

語りを映像化する。

極寒をイメージする吹雪、

その中を砂糖を買って帰る子供、

双方に命を吹き込む。

 

黒い話「よだかの星」

学校の音楽室にある打楽器総動員。

そこにクラリネット、ヴァイオリン、

チェロ、ピアノが語りと一体化して描く

よたか」に千両役者を見た。

「よだかの星」に抱いていたイメージが変わった。

音楽が効果音の役割を果たしていた。

効果音なのに不思議なメロディを紡いでいた。

知らなかった世界に誘われた。

 

改札出たら宮地楽器ホール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武蔵小金井駅を出ると、ロータリーの向こうに

小金井宮地楽器ホールが見える。

交通アクセスはぴか一。

雨模様だった当日、ガラス張りの休憩スペースには

外を眺める人の姿もちらほら。

文化施設が暮らしに溶け込んでいるよう。

施設内の壁には野川、仙川の流れが描かれ、

緯度が表示されていた。面白い。