両国散策と神田川クルーズ

日時:2022年5月4日(水)13時~16時半

企画&案内:三遊亭遊七

主なルート:遊七と行く両国散策&新緑の神田川クルーズ

 

江戸→明治→大正→昭和そして令和の両国

 

 

この地は歴史が暮らしを支えていることを実感できる.

 

両国駅

 

 

 

 

 

1929年(昭和4年)建設の両国駅。

利用したことはあっても、駅舎を

見上げたのは今回が初めて。

 

回向院

 

 

 

 

 

 

 

 

 

檀家を持たない回向院には歌舞伎役者、力士、

関東大震災被災者、など様々ないのちが祀られている。

献花の数が一番多いのは犬猫の塚だった。

回向院。鼠小僧治郎吉墓の隣には病気になった魚屋の

いのちを守った猫の塚がある。

 

本所松坂町公園吉良邸跡

 

 

 

 

 

 

 

 

お家断絶のため、確かなことはわからないが、

領地の民には慕われていたとも言われる

吉良上野介。

両国三丁目の有志が発起人となり、この場を買い取り、

都に寄付したそう。

地域の方々の手できれいに掃除もされている。

今、本所で上野介が愛されているのは確かだと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吉良邸は坪数2,550坪(約8,400㎡)。

ここにも吉良邸跡の上り旗がある。

本所松坂町公園は98㎡(約29.6坪)。

手前の道路左側では男の子たちが

ボール遊びをしていた。

ここは道路で遊べる。

 

芥川龍之介文学碑

 

芥川龍之介文学碑「杜子春」

道路端にあるが、車の往来は稀のよう。

ゆっくり立ち止まって読める。

 

勝海舟生誕の地

 

 

 

 

 

 

この地域では(”も”かな)父親小吉の評判は

すこぶる悪く、嫌われていたそうだ。

勝海舟は本所がすごく好きだった。

 

相撲部屋

 

春日野部屋

 

 

時津風部屋

 

両国と言えば相撲部屋。

若い力士さんともすれ違った。

 

坂道と川

 

多くの川が地下に潜り、道路や公園に変わった今でも

歩くと川や谷の面影がそこここに見られます。

面影は坂道、段差に見ることができる。

 

一之橋

 

 

 

 

 

 

 

説明する三遊亭遊七さん

 

江戸時代、隅田川に対して、縦横に開削された

排水路。

縦の代表格堅川の開削と同時に設けられ。

隅田川から入って一つ目の橋が一之橋

赤穂浪士が泉岳寺に向かう時、

最初に渡った橋でもある。

 

神田川クルーズ

 

浅草桟橋・隅田川・豊海橋より日本橋川・神田川・

お茶の水渓谷・万世橋駅舎跡・柳橋・南高橋より亀島川・

日本橋川・千代田区桟橋

用水路には防災桟橋が設置されている。

災害時の避難路として川、用水路はとても有効。

川から見える区の姿勢

神田川右側護岸は文京区。新緑に飾られている。

左側は千代田区。コンクリートで覆われている。

 

 

江戸城清水門

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩きながら聞いた江戸大奥の成り立ちは

興味深かった。

春日局の巧みさに感服。

時代が下ると様子が変わってくるのも

人の世の習いかと納得。