日時:2020年2月15日(土)18:00~
場所:ヴィ・マエストロ
出演:華岡将生(フルート) 伊藤和馬(キーボード)
華岡将生氏と伊藤和馬氏の縁の不思議さにヴィ・マエストロの空気がふわっと膨らむ。
伊藤和馬氏の師匠がフューバート・ロウズと知って空気が一気に熱せられる。
ジャズフルーティスト宮田英夫氏、その父親である宮田東峰氏、そして宮田ハーモニカに話が進むとヴィ・マエストロが1960~80年に早変わり、テーブルのあちこちで興奮を確かめ合う声が出始める。
日野照正、美空ひばり、フランク・シナトラなどなど、これでもかというほどお客を興奮させる話が続く。
ミュージシャンの演奏ではなく、話でこんなに熱く盛り上がるジャズライブは珍しい。
当日演奏曲目
NIGHT AND DAY
黒いオルフェ
On The Sunny Side Of The Street
アルルの女メヌエット
My Foolish Heat
シェルブールの雨傘
ZINGARO
WHAT’S NEW
ひまわり
On Green Dolfhin Street
エマニエル
(アンコール)小象の行進
キーボードの強みを存分に生かし、自在に歌う伊藤和馬氏に、フルートの音色の美しさ、テヌートの心地よさ、特殊奏法のグロウルなど、フルートを存分に歌わせる華岡将生氏に、聴く者は楽しく翻弄された。
そんなこんなでライブ後のディナータイムも大いに盛り上がり、ワインの注文もいつもより多めなひと時でした。