日時：2022年12月11日（日）13：30開演
場所：渋谷セルリアンタワー能楽堂
出演：遠藤征志 ― 作曲・ピアノ
津村禮次郎 ー 能楽師
林 望 — 作家・日本文学者
源氏物語54帖の響き
文字の源氏を音の源氏へ
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「源氏物語に曲を作ることを
音楽を志す自分の軸とした」
「8年前、林望先生著作『謹訳源氏物語』に感銘を受け、
全く面識のない林先生を訪ね、
各帖に曲を作ることを願い出た」
と語ったピアニスト遠藤征志さん。
能舞台に立つ静かなその姿には
自負がにじみ出ていた。
素晴らしい。
読んでから聴くか
聴いてから読むか
4年前、第1回源氏物語54帖の響きを聴いて、
初めて源氏物語全帖を読破。
読む前に聴く、読んで聴く、
両方を味わえた。
能楽堂にベーゼンドルファー。
照明の妙
平安貴族の灯りはかくあったのか、と思わせる
照明も音楽を奏でていた。
能楽師津村禮次郎氏
響くというよりソフトだが直球で迫ってくる謡、
美しい衣装がより引き立てる舞、
いっとき別世界に誘われた。
右膝にトラブルを抱えていらっしゃったことを
悟らせないその技量と精神にも感服。
林望先生欠席！
第1回リサイタルでの林先生のお話に
感銘を受けた。今回はいかに、と
期待はアドバルーン位に膨らんでいた。
開演1時間前にコロナウィルス感染のため
欠席、と連絡があったとのこと。
満席
出演者、照明・衣装・機器設置担当者、
運営スタッフ、これらの方々の力が
観客の楽しみに凝縮される。
来年も企画
日時：2023年6月10日（土）14：00開演/13：30開場
場所：日本キリスト教団ロゴス教会