公共施設利用はハードルが高い

 

コンサートを企画するとき、会場選定は大きな要素であり、悩むところでもあります。

来場者が音楽を楽しむ空間としてどうか、

音響はどうか、

足の便はどうか、、、など

最近はコロナ禍もあり、

来場者が安心してコンサートを楽しめる余裕ある空間かどうか

も考えなくてはなりません。

 

夢空間La Musicaはロゴス教会を会場の本拠地とし、

音響の良さ、触れ合うよさを前面に出し、

足の便が少し(と思いたいです)悪いことはお許しを願い、

人間交叉点としてのコンサートを開催してまいりました。

 

しかし、ソーシャルディスタンスを標榜しなければならない今、

密を避けにくい教会会堂でのコンサートは難しいです。

密を避けて、ロゴス教会でコンサートを開催する場合は、

人数制限を行わなければなりません。

人数制限をしたからと言って、チケット料金を上げるのは難しい、

となると運営上の問題が岩礁となって現れます。

 

そこで、4年ぶりに八王子芸術文化会館(いちょうホール)

来年12月の会場使用を目指しして、

抽選会に参加しました。

残念ながらまた外れました。。。

会場到着順に希望日選択順番を決めるくじ引き

      ↓

札に書かれた番号順に希望日を取っていく

      ↓

番号札10番の私はあえなく沈没

 

土日祭日の会場取りは特に難しいです。

平日含め、行政側の使用が予め決まっている場合も多く、

中でも数少ない土日祭日には多くの利用希望者が殺到します。

夢空間La Musicaのスタッフはダブルワークのため、コンサート開催日は土曜日です。

1番はもちろん、2番、3番辺りの番号札であれば希望日獲得の可能性はあります。

努力、工夫の余地はなく、欲しいのはくじ運です。

 

いちょうホールは公共施設なので、基本使用料金設定はそんなに高くはありません。

しかし、いちょうホールはチケット3000円の場合、

基本料金の1.7倍が使用料金となります。

他と比べてだいぶ高いと思います。

コロナ禍の今、収容人数制限の上限まで集客する力があればよいのでしょうが、

人間交叉点、サロンコンサートを掲げている夢空間La Musicaには

これまた難題であり、目指すところでもありません。

目指すところではないとは言うものの、

200名くらいの来場者を迎えてみたいと思う気持ちもあります。