Project Weaversのお二人、佐藤公淳(サックス&フルート)&ケビン・マキュー(ピアノ)にシンガー、エリー・リャオさんが加わったライブ.。耳も心持ちも身体も大人の遊びを堪能。場所はJR中野駅北口から迷わなければ3分ほどのところにあるBra Caravin。静かで温かな照明、無垢材のカウンターと低めの椅子とテーブル、背後の本棚としつらえはここだけ別世界かと思うオーセンティックバー。訪れたのは2回目、初回は駅近と高をくくっていたらたどりつけず、お店の方に電話で2回も問合せをする羽目となった。中野駅北口界隈のイメージを気持ちよく裏切る素敵なBar。
演奏はProject Weaversが必ず演奏する「モンクスドリーム」で始まり、9月にちなんだ曲目の数々が並んだ。佐藤公淳氏のサックス&フルートの響きに包まれる感覚はいつもの通り心地よく、ケビン・マキュー氏が演奏するキーボードは乗りよく、ピアノでは味わえない別の遊び感覚が愉快。ニューヨークで佐藤公淳氏ともライブを共にしたことがあるというエリー・リャオさんのハスキーな歌声は一人一人に語りかていた。天気は曇りか雨ばかりの9月なのにライブ会場はキリッした小意気な9月、まったりとくつろぐ9月が出現。辛口白ワインをお伴に遊び心を満喫。お隣の男性の手元のグラスには透明でまん丸の氷が。もしかして氷を削ってまあるくしたのかなと思った。バーテンダーには聞かなかった。