アフターコロナを見据える

コロナ禍が過ぎ去ったとしても、今までと同じコンサートを開くのは当分の間は難しいと想像します。

個人が運営するコンサートとなると、

その困難の壁は北斎の神奈川沖浪裏かと思うほど大きく立ちはだかります。

 

そこで、コンサートに足を運んでくださる方々にこんな問いかけを行いました。

  • 夢空間La Musicaのコンサートのどのようなところが魅力ですか?
  • ご友人を誘われる際の文言はどのようなものですか?

 

寄せられた感想はおおよそこのようなものでした。

  • クラシック音楽が日々の暮らしに根を下ろした
  • 間近で聴く贅沢に浸ることができる
  • 地元で一流の演奏に触れられる貴重で楽しいひと時を過ごせる
  • 決して敷居の高くない場所で休日の生演奏が楽しめる
  • 身近なちょっとしたお出かけ感を楽しめる
  • 地元の気安さ、居心地の良さ
  • 人と人の交流が魅力的
  • スタッフの気遣いが好ましい
  • ちょっと勇気がいるが、1人でも参加できる
夢空間La Musicaは〚人間交叉点
一人で参加しても、寂しくない、気後れしない

「ただ聴いて、ただ観て帰るのもいいけど、

演者さんや他のお客さんと話ができる機会があるのがより楽しい」

「演奏者や曲の背景、自分とは違った感じ方に触れることで、

より楽しみが深まる演奏会です」

 

コロナ禍は辛いことですが、まさに夢空間La Musicaが目指していることを

感じ取っていただけていると実感できる嬉しい機会を得ました。

 

 

 

対面、対話を大事にし、共感と満足感の醸成を軸に、
夢空間La Musicaは間近で本物の芸術を楽しむ空間を
今後とも大事にいたします。

 

会場問題が一番のネック

現状:とても響きのよい教会(ロゴス教会)を会場として利用しています。

懸念:どんなに対策を施しても、コンサートが新型コロナウィルスを100%防ぐことはできない。

防ぐことができなかった時、教会への影響は計り知れない。これが大問題。

 

現状:お客様は100名までは収容できますが、ゆったり楽しんでいただく60~70名を目指しています。

懸念:30名収容を最大と設定した状態を保ち続けての活動は難しい。企画も限られてしまう。

 

現状:舞台との段差は小さく、時には段差なしで、演奏者はすぐ目の前。

表情、息遣いも感じるコンサート。

懸念:目の前で聴く贅沢が危険要素となる。

 

コンサート開催が可能な八王子の公共施設は

八王子芸術文化会館いちょうホールとオリンパスホール八王子の二つです。

2021席のオリンパスホール八王子は個人開催には無縁。

いちょうホール小ホールは288席(現在は144席まで)です。手が届くホールです。

しかし、開催予定の1年前に行われる抽選に当たらなければ始まりません。

 

問題は二つあります。

  1. 希望日が抽選で当る確率はとても低い
  2. 出演者は抽選に当たった日程でいいですよ👌なんてことにはならない

 

抽選に当たっても、少し問題があります。

いちょうホールのホームページには

「八王子駅北口徒歩13分」と記載されていますが、

これは足腰元気はつらつな方々を基準にしているい言わざるを得ません。

バスがあるけれど、やはり駅から徒歩5分以内が望ましいです。

 

対話と共感を醸成する、贅沢な音楽空間を目指して

グッドアイデアはなかなか下りてこないのが現状です。

それでも、声を発し、体を動かし、知恵を得る努力を続けます。

一人で来たけど、終わってみたら知り合いができた、そんなコンサートを

企画します。

犬も歩けば棒に当たるを信じたいです。