日時:2021年10月30日(土)
会場:ロゴス教会
出演:石鍋多加史(歌・語り)上原なな江(打楽器)一色典子(ピアノ)
この日のために用意されたと確信したくなる抜けるような青空、
お客様を迎える雪を頂いた勇壮な富士山、
コロナ禍で昨年と今年の5月の公演を延期せざるを得なかった困惑は
きれいさっぱり取り除かれ、
「ことばと出会う音楽会vol.2」はこの日を待っていたのだ、と
思わずつぶやいてしまう日和の開催となりました。
ボリュウムバランスはどうか、三人の目線がしっかり会うか
緩急の入れ方、などなど、神経を集中させるリハーサルは
お客様を迎える嬉しさと緊張のボリュウムバランスが心地よいです。
【プログラム】
第1部 心温まる絵本の世界
- みずたま
- 砂山
- ゆきのてんし
- 絵本 パパの彼女は
- たまゆら
- 大きな古時計
- 絵本 100万回生きた猫
- 小さな空
第2部 ちょっと怖いお話の世界
- 花とキリン
- 人食い土人のサムサム
- 夢十夜より第三夜
- 鬼の子守唄
- 長谷雄卿草紙より 朱雀門
ことばが音楽になる語りが会堂全体に響く、
聴く人の声にならない声が空気に伝わる、
その空気に満ちた会堂は音楽会色になる。
【語りに寄せられたお客様の感想】
- ねこの絵本を買って孫娘(9か月)に読み聞かせます。
- 音楽と朗読がとけ込んで、素晴らしいコンサートでした!
- 音楽、語り、効果音すべてが整った素敵な世界でした。
- よい時間をありがとうございました。
- ピアノと打楽器のアンサンブル、声がリードしているの かされているのかこんな表現もあるのかと新鮮でした。 すべてにひきこまれました。
- 朱雀門は特に素晴らしい!!!物語の中に自分もいるみたいに感じました。 終わった時、我に返りました。
- 語りと音楽の調和、とても素晴らしいです!!!感動した2時間でした。
石鍋多加史さん、上原なな江さん、一色典子さん、
一つになって作品を作る気概が目に満ちています。
【打楽器は面白い】
その1.オーシャンタンバリン
オーシャンタンバリン、中の粒は鉛。
寄せ来る波の音はこんなにも複雑な響きなのか、と驚き、
大海原に包まれ、たゆたうような感覚になりました。
2.Lアングルと木切れ
効果音として使用されたLアングル(L形鋼材)と
木切れ。おどろおどろしい雰囲気演出に大活躍でした。
なんでも打楽器にできる楽しさを知りました。
「ことばと出会う音楽会」はこれからも続きます。
次回(来年、時期は未定です)も皆様に感動と驚きをお届けいたします。