マエストロDE落語「桂右團治の会」第三十四回

日時:2025年7月5日(土)

18時開演

場所:ヴィ・マエストロ
出演:桂右團治

番組のご案内
  • 松山鏡
  • お客様参加「なぞかけ」
  • 元犬
  • お血脈

子どものころはウルトラセブンになりたかった桂右團治師匠

子どものころ秘密のアッコちゃんの魔法の鏡に向かって
「テクマクマヤコン テクマクマヤコン
ウルトラセブンになれ~」と言ってみたけど
ウルトラセブンになれなかった。と話す師匠。
秘密のアッコちゃん話で会場はいつも以上に
昭和に満たされた。松山鏡のまくらで大いに盛り上がった。

善光寺にまつわる深いお話をされる桂右團治師匠

長野駅は善光寺の御本尊である阿弥陀如来の「十八番の願」から、
その十八の数字をとって善光寺の本堂から十八丁の場所に駅を作った。

善光寺の境内から本堂までの敷石の数は7777枚

漆黒の闇の中を進む「お戒壇巡り」体験談

などなど、仏教検定1級の資格を持つ師匠ならではのお話。
知らぬ間にお血脈の世界に入り込んだ。

なぞかけ

今回もたくさん出ました。
毎回、へぇ、素晴らしい、なるほど、とみんなで納得する。
しかしそれで終わらせてはもったいない。
書き留めて、まとまったら何らかの形にすることになりました。

今回のなぞかけピックアップ

【お題は朝顔と花火】

朝顔とかけて断水と解く その心はもらい水

花火とかけてどようのうなぎととくその心はどちらも暑さをふきとばす

硫黄島遺骨収取団に参加したお話

硫黄島での体験を話す金田一光春さん

以前から落語会に参加されている金田一光春さん(大学3年生)が
この1月末から2月にかけて厚生労働省管轄の硫黄島遺骨収集に
参加されたので、そのお話に耳を傾けた。
米軍が上陸した海岸に立った時、自分の身に置き換えて考え、
複雑な感情を抱いたこと、遺骨収集で出会ったご遺骨の様子、
日本兵ばかりではなく、米兵の命についても思わずには
いられなかったこと、
など、硫黄島の土を踏んだ金田一さんの話は新聞、ニュース
では伝わりきらない生身の人間の情報だった。

今回のお弁当