来年3月、真打昇進を控えている(はず)の談吉さん。
青梅で出会い、もっと落語家立川談吉を知りたい、
味わいたいと思って土曜日の夜、神保町の
落語カフェに行った。
談吉さんが描く人間百態にはそうだそうだと
笑いながら心の中で手を打った。笑いに
埋め尽くされる中にいることも快感だった。
予約してると木戸銭は2000円。
「ありがとうございます」と心の底から
言って帰宅の途に就いた。
【番組】
太郎おいせ
わかめ漁師が助けた人魚はなんとイセエビの人魚だった。
というシュールな設定で幕を開ける噺。
とにかくおかしい、笑いが止まらない。
描かれるのは自分より相手を思う心根を持ち、
素朴で正直を絵にかいたような漁師と
構成成分が尽くす愛100%のイセエビの人魚の物語。
「太郎おいせ」を気に入って大手出版社の担当者に
声をかけられているそうだ。上層部がどう判断するかに
先はかかっている。ここに大きな壁がありそうな雰囲気が
漂う談吉さんのお話しぶりがった。
会場は5階、しかし列の最後は7階。
〝通〟はエレベーターで7階まで行って
列の最後まで下る。知らなかった。
階段幅が狭いので体を斜めにして
最後尾(7階)まで階段を上がった。