アルフォーコinロゴスvol.Ⅱ

夢空間LaMusicaコンサート第28回

◆開催日:平成27年10月31日(土)

◆場 所:日本基督教団ロゴス協会

◆出演者:高柳 圭、澤崎 一了、持木 悠、吉田 連、高田絢子(Piano)

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「楽しくなければコンサートじゃない」を旗印に昨年秋、ロゴス教会をテノールの熱い炎に包んだアルフォーコの1年ぶりのコンサートでした。今年は4人そろい踏みで、昨年以上に熱い炎がロゴス教会を包み込みました。

 

DSC088714人4様のテノールを味わう

国立音楽大学同窓生で結成したアルフォーコ、ピアニスト高田絢子さんも同じ国立音楽大学同窓生です。一人一人の個性が際立つソロ演奏、そしてなかなかお目にかかれないテノールカルテットとして日々成長を続けています。伴奏ピアニスト高田絢子さんの力も光ります。

歌曲、アリアに歌われている景色、心模様が目の前に浮かぶようでした。当日のプログラムはこちらでご覧いただけます。曲をご存じの方はイメージしてみてはいかがでしょうか。

 

DSC08770テノール4人の「ふるさとの四季」

「ふるさとの四季」は合唱祭などではよく歌われるので聞く機会も案外あるのではないでしょうか。混声合唱曲として有名ですが、男声合唱でも4部版で歌われることが多いと思います。アルフォーコの「ふるさとの四季」はテノール4人のハーモニーを聴く貴重な機会でした。

故郷→朧月夜→鯉のぼり→茶摘→夏は来ぬ→われは海の子→村祭→紅葉→冬景色→雪→故郷

が作曲家 源田俊一郎さんの美しい編曲で懐かしいメロディーがつながります。日本人の原風景と言ってもよい曲と思います。

 

大受けのカンツォーネ                                                                                                                                                   DSC08851

カンツォーネはイタリア語では単に歌を意味しますが、日本人のイメージするカンツォーネは19世紀末から

20世紀初頭に書かれた特にナポリものでしょうか。それと同時にサンレモ音楽祭で生まれた曲もカンツォーネとよばれます。懐かしい歌手、曲がたくさん思い浮かぶのではないでしょうか。

 

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10月31日はハロウィン当日ということもあり、陽気なカンツォーネに合わせてハロウィン衣裳で「オーソレミーオ」を熱唱する面々です。オペラ座の怪人を思わせるマスクで登場した持木さんの熱唱は特筆に値しました。仮面を取っての「オーソレミーオ」はアルフォーコの本領発揮となり、どちらのバージョンも会場は大受けでした。

 

 

 

 

 

寄せられた感想

四人四様の素晴らしい声を堪能させていただきました。

個性溢れるいろいろなテノールが聴けてとても楽しかった

テノールのカルテット、こんなに美しい和声があるんだと感動しました。初体験でした。

トークもとても楽しかった。そして幸せな気分になりました

テノールは大好きなので四人それぞれの声と表現力を楽しむことができました。

アットホームな雰囲気でとても楽しめました。再考です!また来たいです。