宮本亜門演出オペラ「魔笛」

宮本亜門演出オペラ「魔笛」

2021年9月12日(日) 東京文化会館大ホール W.A.モーツァルト「魔笛」   先日のルルに続いてオペラ、魔笛。 昨年5月、新しくなった上野駅公園口改札口を探してしまい、 今回は新宿方面山手線ホームに少し探した。 周辺の人出は思いのほか多かった。   【プロジェクトマッピング】 以前、プロジェクトマッピングが活用されたバレエ「夏の夜の夢」では、 幻想世界に一気に引き込まれた。バレエとプロジェクトマッピングは相性がよいのか? 今回が2回目。舞台装置のメインがプロジェクトマッピング... Read More

蝉は水を飲まない!

蝉は水を飲まない!

今年は命を終えた蝉に出会う機会が少ない。 道路に横たわっている蝉を見つけた時は 近くに草花があればそこに置く 草花がなければティッシュに包んで持ち帰り、プランターに埋葬 自宅ベランダなどであればプランターに 脚がわずかでも動いていればプランターの上に置く この4つが昨日までは対処方法だった。 昨日、自宅前で倒れていた蝉はかすかに足を動かしていた。 いつもの通りプランターに置いた、だけではなく、 最後に水を飲みたいかも、と勝手に思い、 プランターの小松菜にたっぷり水を吹きかけ、蝉をそっと置いた。 蝉は... Read More

オペラ「ルル」

オペラ「ルル」

2021年8月29日(日) 新宿文化センター大ホール (地図:新宿文化センターHP  写真:ウィキペディア)   「検温」「手指消毒」「なるべく無言」「マスク着用」、 相変わらずのこの四点セットを通り抜け、ようやくルルに出会えた。   二期会オペラ劇場「ルル」 (写真:新宿文化センターHP)   連日報道されるコロナウィルス感染拡大に不安がぬぐい切れないものの、 多くの人と楽しむ「偕楽」に身をゆだねる贅沢な時間だった。 【出演者】 ルル               冨平... Read More

「家族芝居」 韓国新人作家シリーズ第6弾

「家族芝居」 韓国新人作家シリーズ第6弾

2012年に始まったシリーズの第6弾。 緊急事態宣言が延長され、その枠内に入ってしまった5月29日、 北区北とぴあペガサスホールでの公演。 石鍋多加史の舞台を楽しむことが第1の目的だったが、 2時間の公演の何もかもを存分に楽しむことになった。 開幕前、昨年来のコロナ禍で1年越しの開幕であること、 一部オンライン公演に変更していることが語られた。 舞台を作る情熱と苦労をここでも目の当たりにし、関係者全員へ心からのエールを送った。 もう一つ、開演前のお話で心に沁みた2つのこと。   韓国では毎年1... Read More

いしいしんじ氏の回答

いしいしんじ氏の回答

新聞家庭欄の人生案内(読売新聞)を必ず読む。 読む理由 人間観察と人のふり見て我が振り直せ精神 世の中を覗き見る 回答者のことばを味わう 座標面が違うと、見える姿、モノががらりと変わることを人生案内は教えてくれる。 回答者の優しさ、豊かな目に心打たれ、 相談者の姿勢を鋭利な言葉で指摘する回答者の眼光炯々な様に圧倒される。 2021年5月5日(水)の人生案内は相談も回答も沁みた。 「ぶらんこ乗り」は知っていても、著作を手にしたことがない作家、いしいしんじ氏に強く惹かれた。 amazonで「麦ふみクーツェ... Read More

華あるジャズメン@SCENE

華あるジャズメン@SCENE

開催日:2021年3月13日(土)

開催場所:restaurant&bar SCENE

出演:華岡将生(Fl)遠藤征志(Key)

 

幕開け突端の前奏はミュージシャンからの招待状。

前奏が語りかける、えっ⁉なんだろ、この前奏が私をどこに連れて行くのだろ?

始まったとたんに、前のめりになる体と気分。

(さらに…)

タンホイザー

タンホイザー

  東京文化会館で、タンホイザー。 字幕で理解するしかない私だが、 ドイツ語のリズム、響きに魅了された。     私を含め、観客の熱情がほとばしるカーテンコールは 会場全体の照明が点いた後は 舞台上の歌手のたくさんの思いと一体化。 かけ声一切なく、ただただ拍手が終わりを知らないかの如く 響き続けた。   【新型コロナと日常の融和???】 休憩時間にはワイングラスを傾け、今見ていた場面を たゆたうのもオペラ鑑賞の魅力の一つ。 しかし、 会場内は勿論、ロビーでの飲食... Read More

屋根の上のバイオリン弾きは夢空間La Musicaのベル・エポック

屋根の上のバイオリン弾きは夢空間La Musicaのベル・エポック

市村正親さん(テビエ)、鳳蘭さん(ゴールデ)の屋根の上のバイオリン弾きを 日生劇場で堪能した。 生きていくための「しきたり❕」響いた。 自分たちのことを「屋根の上のバイオリン弾きみたいなものだ」と語るこのセリフは 今の私たちも同じだ、とその心を噛みしめる時間にもなった。   出演者全員、素晴らしかった。歌もダンスもとてもよかった。 ダンスの切れの良さと芸術性に見惚れた。 舞台の隅々まで神経が行き届いた作品だった。 「ことばと出会う音楽会」にご出演いただいている 石鍋多加史さん(本屋アブラム)の... Read More

地域情報誌の取材を受けた

神奈川県全域・東京多摩地域に発行する無料の地域情報紙『タウンニュース』 の取材を受けました。 人物風土記   【取材記者は聞き上手】 記者の質問をとっかかりに、自分のこれまでの軌跡、 なぜ夢空間La Musicaを立ち上げたのか、 今、何を思って夢空間La Musicaを運営しているか、 など、思うがままに話続けること2時間。 記者の言葉は、絶妙な角度で私のおしゃべりスイッチを起動させた。 聴く、聞く、ここにも多くの経験と技量があると感服。 HPを確認していただいていたのもあたし前かもしれないけ... Read More

効果てきめん

効果覿面 どちらが正しい?四文字熟語のクイズ A.効果覿面 B.効果適面 Aの漢字は見たことない、Bの適面は見た目も、意味から考えてもおかしい。 そういえば、「こうかてきめん」と言う時、頭に浮かんでいる 文字はどんなだったかな 「効果・・・・」「てきめん」の漢字が浮かばない。 A.効果覿面が正解。 覿という漢字を朝刊に織り込まれていた地域情報誌で 初めて知った。   加壽萬喜 織り込みが入っていた朝刊の「四季」(長谷川櫂氏選)に載っていた歌 めでたかる文字を連ぬる<加壽萬喜>を食ぶることと... Read More