黄身しぐれ

おやつはふかし芋という時代。?????????????????????????????????????????????????????????????????????? kimishigure

おやつに“黄味しぐれ”が食べたいと訴えたことがあった。

名前を知るはずもなく、どんなお菓子か上手く説明もできない。

仕方ないので、泣いて訴えた。結局願いは叶わなかった。

幼稚園に行く前の話。どのような状況で上品な和菓子を望んだのか、また、望む機会に出会ったのかは記憶から消えている。その時、下駄を履いていたことは覚えている。

言葉を知らないと希望は叶えられないと悟った瞬間だった。

?人は無意識に記憶を作り変えながら生きている。というが、この記憶は折々によみがえり、いつでも同じ内容。あれほど強く望んだ“黄味しぐれ”だったが、今は何と思うこともない。嗜好が変わることだけは確か。(文責:MO