チェロとピアノの対話vol.Ⅱ

夢空間LaMusicaコンサート第25回

◆開催日:平成27年4月25日(土)

◆場所:日本基督教団ロゴス教会

◆出演者:佐藤智孝(チェロ)、児玉さや佳(ピアノ)

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ロゴス教会を新緑が彩る中、チェロとピアノの対話Ⅱを開催いたしました。

夢空間La Musicaは2012年春よりロゴス教会をコンサート会場として使わせていただき始めました。コンサート会場となる礼拝堂に足を踏み入れると打放しの壁で囲まれた吹き抜けの大空間が目の前に広がります。音が美しく響くことが想像され、コンサートへの期待が高まります。ロゴス教会関係者の皆さまに感謝の気持も新たにする4年目最初のコンサートでした。

 

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ベートーヴェンが自分の音楽を模索している時期のピアノソナタ17番作品30-2「テンペスト」

ベートーヴェンの音楽を求める情熱や人としての優しさなど、人間らしさ(人間くささ)を見出して、お聴きくださる方とこの音楽を共有できましたらと思いますとの思いを演奏に込められた児玉さや佳さん。魂のやりとりを感じました。演奏中に鳴り響いた雷鳴が迫真の演奏を後押ししました。

 

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「テンペスト」日本語では嵐を意味します。ピアノ即興演奏のお題は「花吹雪」「虹~新緑」このお題は図らずも嵐のあとに訪れる透き通る空気、光の時間を作り出すことになりました。お客様と演奏者が一体となって作り出した空間でした。

 

 

 

 

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“チェロは倍音が豊かに聴こえる楽器である”

“倍音はデジタル録音ではカットされてしまっている”

“本当のチェロの音は、生演奏でしか聴けない”

と倍音のお話をされているチェロ奏者佐藤智孝さん。難しい理論はともかく、チェロの魅力の深いところに  手が触れました。

 

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倍音のお話後演奏されたベートーヴェン「チェロソナタ4番作品102-1」、生演奏の醍醐味をいつも以上に味わえました。

 

 

 

 

 

 

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